2013.10.12-14 中央アルプス南部ヤブ漕ぎ縦走
- 2013/10/20
- 19:24
中央アルプス南部主稜線縦走 大ヤブ漕ぎ!!
菅の台~空木岳~南駒ケ岳~越百山~奥念丈岳~安平路山~大平宿
◆山行日 2013年10月12日(土)~14日(月)
◆参加者 MM(L)、Den、TN(女1、男2、計3名)
◆コース
10月12日(土) 天気:早朝雨のち晴れのち曇り
前夜22:40バス→4:20菅の台→空木岳→摺鉢窪避難小屋
10月13日(日) 天気:晴れ
摺鉢窪避難小屋→南駒ケ岳→越百山→奥念丈岳→安平路山→安平路避難小屋
10月14日(月) 天気:晴れ
安平路避難小屋→摺古木自然園休憩舎→大平宿
◆入浴 飯田 砂払温泉:600円
◆交通 行き:竹橋→菅の台(バス)
帰り:大平宿→飯田(タクシー)、飯田→岡谷(JR)、岡谷→新宿(あずさ)
中央アルプス南部のヤブ漕ぎ縦走に行ってきました。
メンバーはハード系山行大好きMM&Denさん、今年も折立から黒部源流上の廊下を遡行し新穂高まで抜けるという体力系山行を行っており、それでも物足りないのか今度は大ヤブ漕ぎ縦走を企画してくれました。。。
精神的にタフな二人と一緒なので、心がついて行けるか若干不安でした(^▽^;)
◆10月12日(土) 前夜22:40竹橋発の毎日アルペン号で4:20菅の台バスセンターで下車。ほとんど寝た気がしなかった。到着時バスセンターは小雨で真っ暗だったが、しらび平行きバス乗り場にはすでに100人以上並んでいた!
空木岳方面に歩いて行ったのは我々だけだった。空木岳に行く人は誰もいないのかと思っていたら、途中で何台ものタクシーと乗用車に抜かれる。。。
そう、皆さん、林道を通って登山口前の駐車場まで一気に車でいってしますんですね。。
実際、駐車場は満車で車があふれていました。
菅の台バスセンター向かいの駐車場でパッキング
真っ暗な中、車道を歩いて空木岳方面の登山口に到着!
暗いと途中の標識が分かりにくいです。
登山道の標識がたくさんありますね。
くまのマークは可愛くて分かりやすいです。
クマがでるのか、
最近っていつだろう、とか話ながら、スキー場を横切って林道終点の登山口まで約1時間登りました。
参考資料
ちなみに、昨年のものですが、札幌周辺ではいたるところにクマ出没の張り紙がありました。
山奥に行かなくてもです。。。
登山道入口の駐車場は満車でした。
登山道を登って行くと林の中に黒い影が、、、
カモシカでした!
池山小屋近くの水場で水を補給、稜線に上がると水場がないので多めに水を担いでゆきました。
空木岳に向かって登りが続きます。鎖場がありますが、よく整備されているのでいい感じで登れます。
所々紅葉がありました。
上部ではほとんど紅葉は終わっていたようです。
気持ちのいい尾根歩きです。多少ガスがでてきました。
ナナカマドの実が鮮やかです。
駒石とDenさん!
余裕があったら登ったのですが、睡眠不足で眠くてしょうがなかったので、通過しました。
駒峰ヒュッテ到着!
良い雰囲気でした。ここに泊まりたかったですが、ハードゲイ、ハード系のお二人は少し休憩してから空木岳に向かいました。
管理人の女性はすごく感じのいい方でした。
「越百山から安平路までは笹藪が続くけど、手で笹をかきわけながら進めば道を見つけることができるよ」とアドバイスを頂きました。確かにその通りでした。
空木岳到着!
風が出て結構寒かったです。
空木岳から中央アルプスの主稜線です。西側斜面は風が強く体温を奪われました。
擂鉢窪避難小屋分岐到着。
寒さと睡眠不足で、ここまでずいぶん長く感じました。
擂鉢窪避難小屋。しっかりした作りです。
◆10月13日(日)
南駒ヶ岳でご来光です!
きれいでした!
仙涯嶺
これから向かう主稜線です!
越百山から南越百山に向かう道、多少藪っぽくなってきました。
南越百山、大きなケルンが二つあります。
花崗岩の砂礫とハイマツやシャクナゲ、庭園みたいです。
枯山水みたいです。誰か手入れしてるの?と思いたくなるほど、きれいでした。
きれいなのはここまで、、、これから延々とヤブ漕ぎでした。
背の高いハイマツ帯を進みます。
一応下に道があるので、外さなければ、大丈夫です。
ピークからの下りは笹薮!
道を探しながら進みます。
しばらくハイマツと笹薮が続きます。
基本的に稜線沿いなので、道迷いの怖さはあまりなかったです。
奥念丈岳到着!
展望なしです。
道標がないと通り過ぎそうです。
笹藪藪藪!
笹笹笹
深い笹薮に溺れそうでした。
まさに藪を漕ぐ感じです。
「文十拾山」??
いったいどこって地図で探しましたが、正解は「安平路山」でした。
上の部分が欠けていたんですね。クイズみたいです。。。
解読不能(-。-;)
まだまだ笹は終わりませんン。。。
安平路山手前、笹が低くなってきました。。
しかし、すでに暗かったです。。
真っ暗な中、安平路山到着!
安平路避難小屋になんとか到着!
時間はかかりましたが、下りが多かったためかあまり疲労感はありませんでした。
◆10月14日(日)
今日は安平路から大平宿に下るだけ、のんびりと朝を過ごしました。
安平路避難小屋から見た南アルプス方面
朝焼けがきれいでした。
小屋の土間
何となく奥秩父みたいな風景でのどかでした。
摺古木山、展望があります!
摺古木山の三角点
空木岳からの稜線、長かったです。。
あとは、大平宿まで約2.5時間の林道歩き。。
ところが、1時間ほど歩いたところで、川崎から来た方の車に同乗させてもらい、大平宿まで送っていただきました。
ありがとうございました!
大平宿
衛星公衆電話、最初に200円必要です!
大平宿では、携帯電話は圏外でした。
タクシーが来るまでのんびり佇んでいました。
飯田駅からJRで帰宅!
駅には「岳」のポスターが!
あたしいバージョン?
北アルプス以外にもあるんですね。
中央アルプス南部のヤブ漕ぎは約15Km!
結構長いですが、踏み跡は意外としっかりありました。
ところどころ途切れていますが、主稜線沿いなので道迷いのおそれは少ないと思います。
笹薮なので道を外しても進むことはできますが、踏み跡のあるなしで通過時間はずいぶん違います。
危険個所もないので、体力さえあれば(気力も!)もっと早く行けるでしょうね♪
もう一回行きたいかと言われれば、、、まだ思案中です(^▽^;)
(TN)
菅の台~空木岳~南駒ケ岳~越百山~奥念丈岳~安平路山~大平宿
◆山行日 2013年10月12日(土)~14日(月)
◆参加者 MM(L)、Den、TN(女1、男2、計3名)
◆コース
10月12日(土) 天気:早朝雨のち晴れのち曇り
前夜22:40バス→4:20菅の台→空木岳→摺鉢窪避難小屋
10月13日(日) 天気:晴れ
摺鉢窪避難小屋→南駒ケ岳→越百山→奥念丈岳→安平路山→安平路避難小屋
10月14日(月) 天気:晴れ
安平路避難小屋→摺古木自然園休憩舎→大平宿
◆入浴 飯田 砂払温泉:600円
◆交通 行き:竹橋→菅の台(バス)
帰り:大平宿→飯田(タクシー)、飯田→岡谷(JR)、岡谷→新宿(あずさ)
中央アルプス南部のヤブ漕ぎ縦走に行ってきました。
メンバーはハード系山行大好きMM&Denさん、今年も折立から黒部源流上の廊下を遡行し新穂高まで抜けるという体力系山行を行っており、それでも物足りないのか今度は大ヤブ漕ぎ縦走を企画してくれました。。。
精神的にタフな二人と一緒なので、心がついて行けるか若干不安でした(^▽^;)
◆10月12日(土) 前夜22:40竹橋発の毎日アルペン号で4:20菅の台バスセンターで下車。ほとんど寝た気がしなかった。到着時バスセンターは小雨で真っ暗だったが、しらび平行きバス乗り場にはすでに100人以上並んでいた!
空木岳方面に歩いて行ったのは我々だけだった。空木岳に行く人は誰もいないのかと思っていたら、途中で何台ものタクシーと乗用車に抜かれる。。。
そう、皆さん、林道を通って登山口前の駐車場まで一気に車でいってしますんですね。。
実際、駐車場は満車で車があふれていました。
菅の台バスセンター向かいの駐車場でパッキング
真っ暗な中、車道を歩いて空木岳方面の登山口に到着!
暗いと途中の標識が分かりにくいです。
登山道の標識がたくさんありますね。
くまのマークは可愛くて分かりやすいです。
クマがでるのか、
最近っていつだろう、とか話ながら、スキー場を横切って林道終点の登山口まで約1時間登りました。
参考資料
ちなみに、昨年のものですが、札幌周辺ではいたるところにクマ出没の張り紙がありました。
山奥に行かなくてもです。。。
登山道入口の駐車場は満車でした。
登山道を登って行くと林の中に黒い影が、、、
カモシカでした!
池山小屋近くの水場で水を補給、稜線に上がると水場がないので多めに水を担いでゆきました。
空木岳に向かって登りが続きます。鎖場がありますが、よく整備されているのでいい感じで登れます。
所々紅葉がありました。
上部ではほとんど紅葉は終わっていたようです。
気持ちのいい尾根歩きです。多少ガスがでてきました。
ナナカマドの実が鮮やかです。
駒石とDenさん!
余裕があったら登ったのですが、睡眠不足で眠くてしょうがなかったので、通過しました。
駒峰ヒュッテ到着!
良い雰囲気でした。ここに泊まりたかったですが、
管理人の女性はすごく感じのいい方でした。
「越百山から安平路までは笹藪が続くけど、手で笹をかきわけながら進めば道を見つけることができるよ」とアドバイスを頂きました。確かにその通りでした。
空木岳到着!
風が出て結構寒かったです。
空木岳から中央アルプスの主稜線です。西側斜面は風が強く体温を奪われました。
擂鉢窪避難小屋分岐到着。
寒さと睡眠不足で、ここまでずいぶん長く感じました。
擂鉢窪避難小屋。しっかりした作りです。
◆10月13日(日)
南駒ヶ岳でご来光です!
きれいでした!
仙涯嶺
これから向かう主稜線です!
越百山から南越百山に向かう道、多少藪っぽくなってきました。
南越百山、大きなケルンが二つあります。
花崗岩の砂礫とハイマツやシャクナゲ、庭園みたいです。
枯山水みたいです。誰か手入れしてるの?と思いたくなるほど、きれいでした。
きれいなのはここまで、、、これから延々とヤブ漕ぎでした。
背の高いハイマツ帯を進みます。
一応下に道があるので、外さなければ、大丈夫です。
ピークからの下りは笹薮!
道を探しながら進みます。
しばらくハイマツと笹薮が続きます。
基本的に稜線沿いなので、道迷いの怖さはあまりなかったです。
奥念丈岳到着!
展望なしです。
道標がないと通り過ぎそうです。
笹藪藪藪!
笹笹笹
深い笹薮に溺れそうでした。
まさに藪を漕ぐ感じです。
「文十拾山」??
いったいどこって地図で探しましたが、正解は「安平路山」でした。
上の部分が欠けていたんですね。クイズみたいです。。。
解読不能(-。-;)
まだまだ笹は終わりませんン。。。
安平路山手前、笹が低くなってきました。。
しかし、すでに暗かったです。。
真っ暗な中、安平路山到着!
安平路避難小屋になんとか到着!
時間はかかりましたが、下りが多かったためかあまり疲労感はありませんでした。
◆10月14日(日)
今日は安平路から大平宿に下るだけ、のんびりと朝を過ごしました。
安平路避難小屋から見た南アルプス方面
朝焼けがきれいでした。
小屋の土間
何となく奥秩父みたいな風景でのどかでした。
摺古木山、展望があります!
摺古木山の三角点
空木岳からの稜線、長かったです。。
あとは、大平宿まで約2.5時間の林道歩き。。
ところが、1時間ほど歩いたところで、川崎から来た方の車に同乗させてもらい、大平宿まで送っていただきました。
ありがとうございました!
大平宿
衛星公衆電話、最初に200円必要です!
大平宿では、携帯電話は圏外でした。
タクシーが来るまでのんびり佇んでいました。
飯田駅からJRで帰宅!
駅には「岳」のポスターが!
あたしいバージョン?
北アルプス以外にもあるんですね。
中央アルプス南部のヤブ漕ぎは約15Km!
結構長いですが、踏み跡は意外としっかりありました。
ところどころ途切れていますが、主稜線沿いなので道迷いのおそれは少ないと思います。
笹薮なので道を外しても進むことはできますが、踏み跡のあるなしで通過時間はずいぶん違います。
危険個所もないので、体力さえあれば(気力も!)もっと早く行けるでしょうね♪
もう一回行きたいかと言われれば、、、まだ思案中です(^▽^;)
(TN)